トラウマを乗り越えるために役立つ本2冊

トラウマを乗り越えるためにおすすめの本

トラウマを科学的に分析したベスト・オブ・ベストな1冊『身体はトラウマを記録する』

『身体はトラウマを記録する』 紀伊國屋書店 ベッセル・ヴァン・デア・コーク著 柴田裕之訳

トラウマによって引き起こされる様々な症状の原因を科学的に分析した超高品質の書籍。

トラウマに対する研究の成果が詳しすぎるくらい詳細に書かれています。かなりのボリュームがあり内容もなかなか複雑ですが、実際の事例も紹介されているので頭に入りやすくなっています。

これまで漠然としていたトラウマを想起している時の苦しみや、コントロールできない身体の反応のメカニズムを学ぶことができるため、それらの克服に役立つ可能性が高い1冊です。

トラウマを乗り越えた人間の成長について『悲しみから人が成長するとき』

『悲しみから人が成長するとき――PTG』風間書房 宅香菜子著

PTGことPost Taumatic Growth(心的外傷後成長)について書かれた本。PTGとはその名の如く、トラウマになるような辛い経験をした人間が、それを切欠に精神的な成長を見せる現象です。

「心の成長」は目に見えないものですが、同書ではそれを定義付けたうえで、さらにPTGを引き起こすための要因について細かく解説されています。

またPTGを体験した日本人に対するインタビューが多く掲載されているため、身近な例として理解しやすくなっています。