心身の健康を保つために役立つランニング。ダイエットや体力づくり、メンタル改善、目的は様々ですが、ランニングに興味を持たれている方は多いことでしょう。
ですがいざはじめるとなると二の足を踏んでしまいがちです。
非常につらいイメージのあるランニングにも、実はキツくない方法があるのをご存知ですか?
つらくないランニング、L S D (ロング・スロー・ディスタンス)の方法と4つの効果について解説します。
L S D とは?

L S D とは、Long Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)の略で、その名のごとく「長い距離をゆっくり走る」トレーニング方法になります。
この「ゆっくり走る」の基準は「友人とおしゃべりしながら走れる速度」です。したがってL S D においては息が上がるほど疲れることがありません。
健康目的なら週1日、1時間程度で十分なため、家族や友人とお茶をするような感覚で行うことができます。1人で行う場合も景色や音楽を楽しみながらリラックスした時間を過ごすことができるでしょう。
L S D がもたらす4つの効果

こんなに楽なL S D ですが、その効果は絶大です。
L S D の代表的な効果4つを紹介します。
01.心肺機能の向上
ランニングに代表される有酸素運動を行うことで心肺機能が向上します。それはゆっくり走るL S D においても同様です。
心肺機能の向上は、普段の生活のなかでもスタミナの増加として感じることができるでしょう。
02.筋力アップ

高速でのマラソンのような負荷の大きい運動では、不足したエネルギーを補うために筋肉が分解されてしまいます。
ですが体への負担が少ないL S D では、逆に筋力アップ効果があることが確認されています。
03.ダイエット効果
楽なL S D でももちろんダイエット効果が期待できます。
筋力向上により代謝が上がることから、脂肪がつきにくい体質になることも大きなメリットです。
04.ストレス解消

ランニングにはストレス解消効果があることがわかっています。
これはエンドルフィンやセロトニンなど、幸福感や精神の安定に寄与する物質が分泌されるため。
また走ることで血液の循環機能が高まるので疲労回復効果も期待できます。
様々なメリットを持つL S D を取り入れて効果的なトレーニングを

つらくないランニング、L S D には他にも多くの効果があります。
ランニングに対するキツいイメージから躊躇していた方はもとより、普段運動を習慣にしている方にもおすすめのトレーニングです。
参考: