人間関係がうまくいかないのはなぜ?生きづらさを感じているのはメンヘラ傾向があるためかもしれません。メンヘラ度を自己診断して理由を分析してみましょう。
自分を知ることで対処法が見つかるかもしれません。
※メンヘラ度の診断はあくまで参考です。セルフチェックの結果を過度に気にしないようにしましょう。
20個の質問でメンヘラ度を診断

1.友人がほかの人と仲良くしていると嫉妬してしまう
2.自分の感情に押しつぶされそうになることが度々ある
3.電話やLINEが来ていると気になって仕方がない
4.些細なことによく気がつく
5.人の好き嫌いが激しい
6.ちょっとしたことで不安になる
7.睡眠時間が異様に短い、または極端に長い
8.人を好きになりやすい
9.過去のことをよく覚えている
10.生きづらいと感じる
11.自分は普通じゃないと感じる
12.人生を振り返ってみると傷つけられた経験が多い
13.痛みに敏感、あるいは鈍感
14.他人の何気ない言葉などが引っかかる
15.社交辞令がわからない
16.体調が優れないことが多い
17.誰かといても寂しさを感じることがよくある
18.考え方がコロコロ変わる
19.明日の自分がなにを考えているのか想像できない
20.恋愛や人間関係がドラマのように波乱万丈になりやすい
メンヘラ診断の結果は?

気になるメンヘラ度の診断結果。
10個以上当てはまった場合メンヘラ度が高い可能性がありそうです。
ただしメンヘラというのはあくまで状態。
若い時期や強いストレスに晒されている状況下では過敏な傾向が強まるため、上述のメンヘラ診断に当てはまりやすくなります。
また、メンヘラ診断の項目は多くの人が潜在的に持っている要素がほとんどです。
したがってメンヘラ傾向が高いという診断結果になったとしても、それを行動として表に出していなければ社会的に問題はないと言えるでしょう。
メンヘラという診断結果が出た場合の対処法

セルフチェックの結果メンヘラという診断が出た場合はどうするべきなのでしょうか?
メンヘラを克服するのに効果的な対処法を紹介していきます。
気にしすぎないこと
メンヘラを克服するために大切なのは「気にしすぎないこと」。
メンヘラ状態にある人は様々なことに過敏に反応したり深く考え過ぎたりする傾向があります。こうした思考の癖がメンヘラ行動の根本的原因の1つと言っても過言ではありません。
当然「気にするな」と言われても気になってしまうものでしょう。そういう場合は「ほかのことに集中する」「様々な考え方を学ぶ」「ストレス要因を遠ざける」といったことがおすすめです。
具体的には、
・なにか夢中になれることに打ち込んでみる
・いろいろな本を読んでみる
・様々な人の話を聞いてみる
・環境を変える
など。
メンヘラ克服のためには具体的な行動を起こしていろいろともがいてみると効果的かもしれません。
メンヘラな自分を受け入れることからはじまる
診断の結果に関わらず、メンヘラ状態にあるときは自分を好きになれないという場合が多いでしょう。
ですがメンヘラを克服するためにはそんな自分を受け入れる必要があります。
上記のメンヘラ診断の項目は誰もが持っているものです。メンヘラ状態はなんらかの原因でそれらの要素が強まっているだけと言えます。
「なぜそうなっているのか」という原因を1つずつ紐解いていくと、次第に傷ついている自分自身を見つけることができるかもしれません。
傷ついている自分を労わってあげることがメンヘラな自分を受け入れる第一歩となるでしょう。
メンヘラは境界線が曖昧になりやすい
メンヘラが問題視される大きな要因は「自他の境界線が曖昧になりやすい」特性のためです。
自他の境界線が曖昧になると、他人を自分の理想や想像に当てはめて捉えてしまいやすくなります。
たとえば、
・相手が自分と同じことを考えていると思い込んでしまう
・相手が自分の思った通りの言動をしないと裏切られた気分になる
など「自分は自分、人は人」という人間関係の基本がわからなくなってしまうのです。
上記のメンヘラ診断の結果が高かった場合は、自分と他人が良くも悪くも別の人間であるということを今一度意識してみると良いかもしれません。
バランスを見つける
メンヘラ度を診断するための項目のほとんどに共通しているのは「極端」という点。
メンヘラ状態にある人は何事も100か0かという極端な考え方をしてしまいがちです。
実は現実の世界で白黒ハッキリしているものはそう多くありません。大抵の物事は見方によってどちらにもとれるようなグレーゾーンに属しています。
したがってメンヘラを克服するためには極端な思考を改めてバランスの良いものの見方をするように心がける必要があると言えるでしょう。
「メンヘラかどうか診断」まとめ
自分がメンヘラ状態にあるかどうかの診断と克服のヒントについてまとめました。
メンヘラというのはあくまで状態です。
考え方や環境次第で良くも悪くもなり得ます。
自分のメンヘラ行動に悩んでいる方は、なぜそうなっているのかという原因に目を向けると良いでしょう。
メンヘラ克服に役立つおすすめの書籍: