フリーターの末路はそれほど悪くない?世間のイメージと現実について解説

フリーターの末路は?

世間一般的に悲惨と言われるフリーターの末路

ですが一口にフリーターと言ってもその状況は人それぞれ。現実はどうなのでしょうか?

誰もがヤバイと言うものの実はよく知らないフリーターの末路について解説します。

フリーターの末路は世間で言われるほど酷くない?

フリーターの末路はそんなに悪くない?

世間が口を揃えてヤバイと言うフリーターの末路。

しかしそういった主張をする人々の多くはフリーターではありません。

実際にフリーターとして生活している人たちの生活はどうなのでしょうか?

意外となんとかなるかもしれないフリーターの末路を見ていきます。

最低賃金改正で救われるフリーター

フリーターの末路が悲惨と言われる要因の1つが収入の低さ基本給の安さに加え、原則ボーナスがないためどうしても比較的低収入になってしまうからです。

ところが近年、最低賃金が驚くほど伸び続けた結果、首都圏ならフリーターでも年収300万円を超えるのが難しくなくなってきました。また正社員の待遇が悪すぎる企業も多いため、相対的にフリーターの方が良く見えることも少なくありません。

フリーターの末路は悲惨と言われつつも「安くコキ使われるくらいなら」と会社を辞めてあえてバイト生活を選択している人は若者・中年問わず多くいます。

企業がバイトに頼るようになっていることも助け舟に

業種によっては正社員に比べなにかと便利に使えるバイトに頼る企業が増えているのもフリーターにとって助け舟となっています。

数人の正社員と大量のバイトで仕事を回している企業も多いため、上述の賃金に加え、有給休暇や各種福利厚生など細かな部分での待遇も良くなっているのです。

ハラスメントに対する厳しさが増したこともあり、バイトより社員の方が腰が低いというケースも少なくありません。

また世間は就職活動の厳しさを強調しますが、バイト生活を決め込んだフリーターにとってそうした荒波は無縁。

同程度の条件の仕事ならいくらでもあると思えるのもフリーターの強みです。

フリーターから出世するケースも多い

就活が厳しいと言われる反面、業種によってはバイトからそのまま社員へというルートが定番。

現場を知っていることもあり外部から採用された人より出世するケースも珍しくありません。

またアルバイトを中心に現場を回す企業が増えたおかげで、良くも悪くもバイトで経験できる業務の範囲が広がっていることも場合によっては好都合となります。以前であれば正社員が行っていたような管理業務を担っている経験が転職活動の際有利に働く場合があるのです。

無論高望みできるわけではありませんが、考え方によってはフリーターの末路も悪くないと感じる方もいるのではないでしょうか。

とは言ってもデメリットがあるフリーターの末路

フリーターの悲惨な末路

決して贅沢はできませんが、考え方によっては悪くないと思えてしまうフリーターの末路。

ですが世間で言われているようなデメリットがあるのも事実です。

フリーターの末路のネガティブな面も見ていきましょう。

首を切られやすいのは事実

正社員と違いバイトは基本的に有期雇用契約。正社員に比べていざというときに首を切られやすいことは疑いようがありません。

また、務めている施設や店舗が閉鎖になるときには必然的に辞めざるを得ない状況になるでしょう。

当然退職金もないうえに、もとの収入が低い分失業給付もあまり期待できません

同じ待遇の仕事ならすぐに見つかるとは言え、高齢になってから新しい環境に身を置くのはしんどいものがあります。

一般的に言われている悲惨なフリーターの末路はこうした事実に基づいていると言えるでしょう。

職種によっては収入が安定しない

飲食店やショップ店員などの閑散期と繁忙期の差が激しい業種では、シフトを削られる時期があるため収入が安定しません。

「首を切られやすい」というデメリットもあり、どれだけ会社に貢献しようとも将来の保証がまるでないのが事実。

フリーターが悲惨な末路を回避するには、フリーランスのように「なにがあっても自分の力でなんとかする」という意識が必要になります。

ローンなどは組めない

不可能とは言いませんが、フリーターという身分ではローンを組んだり、引っ越しをしたりといった大きな契約がしづらくなります。

特に顕著なのが住居の問題。ローン審査が通りづらい以上、フリーターとしての収入だけでマイホームを持つのはなかなか困難を極めるからです。

若いうちは気になりませんが、マイホームを持たないことで不利になるのは老後。最近では賃貸アパートに入居できない高齢者が増加し社会問題となっています。

フリーターとして生きていく場合は、そうした末路を迎える可能性があることを覚えておきましょう。

厳しい世間の目

フリーターの1番のデメリットは世間の目が厳しいこと。

不安定な収入やローンを組みづらいなどの実害よりも、世の中のほとんどの人々から見下されているような感覚がなによりもキツく感じるでしょう。

人間関係の断捨離なども話題となっていますが、社会的立場が低いフリーターは年齢を重ねれば重ねるほど、結婚や転職のほか、新しい交友関係を広げることも困難になっていく傾向があります。

フリーターには孤独な末路を迎える可能性が付きまとうのです。

相当計画を練らなければ老後が危ういフリーターの末路

フリーターの末路について考えるうえで重要なのは老後。どれだけ汗水垂らして働いたところで、フリーターでは老後の資金を用意するのが難しいと言えるでしょう。

単純に生涯賃金が少ないこともありますが、それ以外にも年金受給額が一般的な正社員に比べて2分の1程度になってしまうという問題もあるからです。

当然足りない分を稼ぎ続けなければなりませんが、それも体を壊したら厳しくなるというのも事実。

若い頃と違い、中年に差し掛かると無理がきかなくなってくるほか、人によっては医療費も嵩みはじめます。

フリーターが貧困に喘ぐ末路を回避するには、しっかり計画を練る必要があると言えるでしょう。

先が暗く思えるフリーターの末路。バイト暮らしで幸せな老後を迎えている人の特徴は?

フリーターでも悲惨な末路を回避

若い頃はなんとかなるものの、老後を考えると悲惨に思えるフリーターの末路。

一方でフリーターとして生活しているのにも関わらず人並みに幸せな生活を送っている中高年もいます。なぜ彼らはフリーターでありながら悲惨な末路を回避できたのでしょうか?

もともと正社員や経営者としてバリバリ働いていた

40代までは正社員や経営者として働いていて、中年になってからフリーターになった人は悲惨な末路を回避できる傾向があります。そうした人々は持ち家や貯金があるケースが多く、最早年金受給までの繋ぎとしてフリーターをしているからです。

配偶者が正社員

結婚していて配偶者が正社員として働いているケースもあります。そうした家庭は世帯収入がそれなりにあるため、子どもが2人いても世間並みの暮らしが可能。

配偶者側が気にしないのであれば幸せな家庭を築くことができます。

ほかに大きな収入がある

先祖代々の土地や遺産を活用しバイトとは別に収入を得ている人も一定数います。

そうした人々は暇つぶしや社会保険のためだけにバイトをしているケースが多いようです。

いずれにせよ、フリーターが暗い末路を迎えないためにはある程度のお金が必要になるでしょう。

フリーターが悲惨な末路を避けるには将来について現実的に考える必要がある

フリーターが悲惨な末路を避けるには?

考え方次第では一見悪くないように思えるフリーターの末路。

しかし確実にデメリットは存在します。

生き方は人それぞれですが、将来について現実的に考える必要はあるでしょう。