なにかと生きづらさを抱えやすいメンタルが弱い人。失敗やなにもできない日々を繰り返しているうちに自己嫌悪感が増してますます臆病になってしまいますよね。
そんなメンタルが弱い人が思い悩んでいる一方でストレスに強い人も存在します。
メンタルが弱い人にとっては羨望と嫉妬の的になるストレスに強い人々。果たして両者の違いはなんなのでしょうか?
またメンタルが弱い人が強くなる方法が存在するのかも気になるところですよね。
・メンタルが弱い人の特徴
・メンタルが弱い人と強い人々の違い
・メンタルが弱い人が自分を克服する方法
まとめて解説していきます。
メンタルが弱い人に共通する5つの特徴

最初におさえておきたいメンタルが弱い人に共通する特徴。
メンタルの弱さを克服するためにはまず自分を知ることが不可欠です。
メンタルが弱い人に共通する5つの特徴をチェックしていきましょう。
周りの目を気にする
メンタルが弱い人に共通するのは常に周りの目を気にしていること。
もちろん協調性や身だしなみ、マナーなどに気を使い他者を不快にさせないことは大切です。
しかしメンタルが弱い人は「他者を不快にさせない」ということが目的になっている傾向があります。するとなにをするにも周りの目が気になり、臆病になってしまうのです。
他人を不快にさせないと言っても感じ方は人それぞれ。そればかり気にしていると自分を見失ってしまいます。
メンタルが弱い人は刺激に敏感な傾向
メンタルが弱い人は外部からの刺激に敏感な傾向があります。
ほかの人がなんとも感じないような物事を不快に感じることも多いでしょう。
また病は気からと言いますが、メンタルが弱い人は虚弱体質である場合が多いのも事実。
虚弱体質がメンタルの弱さに繋がっているのか、あるいは過度なストレスが体調不良の原因になっているのかはわかりませんが、自身の体調に振り回されやすいのは特徴と言えるでしょう。
自分の感情に圧倒される
メンタルが弱い人は自身の感情の波に圧倒される傾向が強いです。
感情のコントロールも苦手で、一度湧きおこった感情がいつまでも収まりません。
あるいは自分の感情がなにを意味しているのかわからない場合もあります。
また一見メンタルが強く思える怒りっぽい人も、自分の感情に圧倒されているという点でメンタルが弱いと言えるでしょう。
メンタルが弱い人は過去に囚われやすい
メンタルが弱い人に共通するのは過去に囚われやすいこと。
昔の失敗から誰かに言われた些細な言葉まで、ちょっとしたことがトラウマになりやすいのです。
当然そうしたトラウマは年を重ねるごとに増えていくので、さらにメンタルが弱くなるという悪循環に陥ります。
メンタルが弱い人は総じて自己肯定感が低い
メンタルが弱い人は総じて自己肯定感が低い傾向にあります。
原因は幼少期をはじめとした過去に起因する場合が多いでしょう。
自分を肯定できないことは生きていくうえでの支えがないのと同義。
自然とメンタルが弱くなってしまいます。
メンタルが強い人と弱い人はなにが違う?

一方でどんな状況でも心が折れないような人も存在します。
そんなメンタルが強い人と弱い人はなにが違うのでしょうか?
メンタルが強い人の特徴を見ていきましょう。
メンタルが強い人は失敗を恐れない
メンタルが弱い人と強い人の違い。それは失敗を恐れないこと。
メンタルが弱い人は失敗を恐れるあまり挑戦を躊躇したり、緊張して本来の力を発揮できなかったりしてしまいます。
メンタルが強い人は失敗するリスクをそこまで気にしません。ですが決して無鉄砲というわけではなく、彼らは予想されるリスクを受け入れているのです。
またメンタルが強い人は失敗した経験が今後の糧になることも知っています。
自分の感情に左右されない
メンタルが弱い人の最大の弱点は「自分の感情の波に押し流されてしまうこと」と言っても過言ではありません。そのためなにをするにも「外からのプレッシャー」+「自分の感情」という挟み撃ちにあってしまうのです。
メンタルが強い人は自分の感情を脇に置いておくことができます。
そのためどんな場面でも冷静さを保つことができるのです。
過去に囚われない
メンタルが弱い人は過去に囚われやすいという特徴があります。そのため年齢を重ねるたびにトラウマが増えてしまうのです。
一方でメンタルが強い人はあまり過去の出来事に囚われることはありません。
それは辛い思い出がないというわけではなく、感情同様、脇に置いておくことができるのです。
自分のすべきことと感傷に浸る時間を分けているとも言えるでしょう。
メンタルが弱い人でも強くなれる

メンタルが弱い人にとって、メンタルが強い人はまるで別の生き物のように見えます。
ですが彼らも最初から強かったわけではありません。辛い出来事を乗り越えてきた結果、強さを身に着けたとも言えるでしょう。
メンタルが弱い人と強い人との差は決して大きなものではありません。
ほんの少しの努力でメンタルが弱い人も強くなれる可能性があるのです。
メンタルが弱い人が自分を克服するために有効な方法を解説していきます。
意識するだけでも克服の第一歩
メンタルが弱い自分を変えようと決意した時点で克服の第一歩。
強く意識するだけで少しずつ行動が変わってきます。
それは1歩1歩は非常に小さな歩かもしれませんが、気がつけば大きな変化になっているかもしれません。
強い人のまねをする
メンタルが弱い人におすすめなのは強い人のまねをすること。
憧れの有名人、身近な人、誰でも良いので尊敬できる人のまねをしてみましょう。
多くの場合、メンタルが強い人も最初は誰かのまねをして成長してきたはずです。
まねをすることはメンタルの弱さを克服するきっかけとなるでしょう。
経験を積む
メンタルの弱さを克服するために必要なのは経験を積むこと。
メンタルが弱い人はなにかと慎重になりがちですが、気になることがあったら勇気を持ってチャレンジしてみましょう。
恐らく失敗することもあるはずですが、それは次への反省にすれば大丈夫。
トライ&エラーを繰り返していけばいくいほどメンタルが強くなっていくことでしょう。
メンタルが弱い自分を受け入れる
メンタルが弱い人にとって大切なのは「弱い自分を受け入れる」こと。
ストレスを抱えやすいのは体があなたを守ろうとしてくれている証拠です。
そんな自分を嫌っていてはますますストレスが増えてしまいます。
メンタルが弱い人は過敏な自分を抱きしめてあげましょう。